昨今どこの塾も自習室を備えているようになりました。
当塾も自習席を80席近く用意し、日々塾生に利用してもらっています。
ところでどんな自習室、自習席が良いのでしょうか?
環境音楽が流れている?フリードリンクがある?休憩所がある?
こういったものはあればうれしいものでしょう。
しかし一番に考えてほしいのは、
「机の大きさ」です。
社会人がノートパソコン一つで仕事をするときには机の大きさはそんなに気にする必要はないかもしれません。
高校生が受験勉強をする、予習・復習をする際は複数の教材、ノート、タブレットを机の上に同時に出しておく方が学習効率が良いですし、
「関連付けして覚える」という作業が勉強の一部となっている以上、複数の必要なものが目の前にあるべきです。
机は脳内で広げきれない資料、情報を外部で開くための道具です。
例えば地理を学習するとき、学校で使っているノート、授業では配布されたプリント、地図帳、統計資料といったものが同時に広げられていると学習効率が全然違います。
各教科とも多少の差はあれ同時に複数広げるべきものがあるはずですし、広げないことは非効率な学習をしていることになります。
最近はタブレットも学習の必需品となっていますので、これも加えるとかなりの広さが必要です。
自習室を探すときは、まず机の大きさに注目して下さい。大きい机は学習効率を上げてくれます。
ということで当塾の自習室の机は70cm×100cm、80㎝×100cmを採用しています。
一斉授業時の机も75cm×50cmと、大きめの机にしています。