確率で確認しなければならないことは、「同様に確からしい」こと。
例えば袋の中に赤玉と白玉があるとします。
1個取り出すとき、
「赤玉が出る」と「白玉が出る」の2通りしかありませんから確率は2分の1と考えて良いのでしょうか?
袋の中に新たに1個赤玉を入れたときも、
「赤玉が出る」と「白玉が出る」の2通りしかありません。このときも確率は2分の1となると答える生徒はいませんでした。
中学では樹形図で考えればなんとかなりそうな気もしますが、せっかく勉強するなら「同様に確からしい」状態にするにはどうすれば良いかを考えてもらいたいと思っています。